日本のコゴメグサの系統に関する一考察
ー 日本のコゴメグサの由来について -
https://euphrasia.sanya-net.ddo.jp

系統樹作成ソフトについて

本研究では、系統樹作成にベイズ統計学に基づくMrBayesを使用しました。
私が作成した「MrBayesの使い方(pdf版)」はここに、あります。ご参照下さい。

【2020年3月3日】
ヨーロッパのコゴメグサを紹介します!  
   2016年から2018年にかけて、ヨーロッパのチロル・ドロミテ地方、スイス、ピレネー地方そしてノルウェーを旅行し、様々なコゴメグサと出会いました。この経験から、やはりコゴメグサの本場はヨーロッパだなと感じています。不十分とは思いますが、何とかそれらの分類をしてみました。上記メニューの最後の項目に追加しておきましたので、ご覧いただければ幸いです。
 ヨーロッパの山地では、当たり前のように様々なコゴメグサが咲き誇っていました。同じ場所に、異なった種類のものが混生したりしているところもありました。
   ヨーロッパの自然の中でのコゴメグサと出会い、本当に幸せな時を過ごすことができました。
 標本分類は不確かなもので、とりあえずこんなものかなという程度です。正確な分類は、とても私の力の及ぶところではありません。

チロル・ドロミテ・スイス・ピレネー・ノルウェーのコゴメグサ

 ヨーロッパ方面に旅行した際に見つけたコゴメグサについて、ネット上の関連サイトやP.F.YEO氏のヨーロッパのコゴメグサの分類についての論文:A taxonomic revision of Euphrasia in Europe (1977:参考文献6)などを参考にしながら分類してみました。地図や写真で紹介したもの以外にも<標本から>の表で示したような種がありました。なお、表中の( )内の数字は手持ちの押し花標本の数です。

Ⅰ チロル


Ⅱ ドロミテ



Ⅲ スイス



Ⅳ ピレネー






 
Ⅴ ノルウェー