日本のコゴメグサの系統に関する一考察
ー 日本のコゴメグサの由来について -
https://euphrasia.sanya-net.ddo.jp

系統樹作成ソフトについて

本研究では、系統樹作成にベイズ統計学に基づくMrBayesを使用しました。
私が作成した「MrBayesの使い方(pdf版)」はここに、あります。ご参照下さい。

【2020年3月3日】
ヨーロッパのコゴメグサを紹介します!  
   2016年から2018年にかけて、ヨーロッパのチロル・ドロミテ地方、スイス、ピレネー地方そしてノルウェーを旅行し、様々なコゴメグサと出会いました。この経験から、やはりコゴメグサの本場はヨーロッパだなと感じています。不十分とは思いますが、何とかそれらの分類をしてみました。上記メニューの最後の項目に追加しておきましたので、ご覧いただければ幸いです。
 ヨーロッパの山地では、当たり前のように様々なコゴメグサが咲き誇っていました。同じ場所に、異なった種類のものが混生したりしているところもありました。
   ヨーロッパの自然の中でのコゴメグサと出会い、本当に幸せな時を過ごすことができました。
 標本分類は不確かなもので、とりあえずこんなものかなという程度です。正確な分類は、とても私の力の及ぶところではありません。
 日本のコゴメグサの系統学的な研究は、まだほとんど手がつけられていないようです。

  2016年7月末に、サンプル収集の目的で東北地方の早池峰山、八幡平、秋田駒ケ岳に行きましたが、ミヤマコゴメグサもタチコゴメグサも見つけることができませんでした。帰宅して、改めてネットで調べてみますと、ミヤマコゴメグサの北限は、あるサイトでは東北地方南部(福島県あたりと思います。)、別のサイトでは東北地方中部(宮城県や山形県?)が分布の北限と記されていました。 ​ならば、早池峰山や八幡平で見つけられなかったのは当然かな、とは思っておりますが、分布の北限について、本当はどのあたりなのでしょうか。
​ 東北地方の山で、コゴメグサ(ミヤマコゴメグサでもタチコゴメグサでも結構です!)を見た、というご記憶がおありでしたら、その場所などを教えていただければありがたいです。
 また同じくサンプル収集の目的で、2016年8月上旬には木曽駒ケ岳でコケコゴメグサを探し、9月中旬には長野県南部の根羽村等でイナコゴメグサを探し、10月には西伊豆の達磨山などで、イズコゴメグサを探しましたが、いずれも見つけられずに終わってしまいました。これらについて、情報をお持ちでしたら教えていただけるとうれしいです。 
 
 掲載内容についてのご感想・ご意見・お問い合わせは、下記のQRコードを読み込んで、電子メールにてお願いします。その際、
 ①メールの件名は「コゴメグサについて」等でお願いします。
 ②お名前(ニックネームでも結構です)
 ③返信用のメールアドレス
 を必ず明記くださるよう、お願いします。
 また、お送りいただいた内容によっては、ご返信ができない、あるいは、こちらでは対応できかねる場合等もございます。あらかじめご了承ください。誹謗・中傷などの内容は固くお断りいたします。